日本球界へ8つの提言




どうして近鉄とオリックスが合併しなくてはならないのか。
それは非常に単純なことである。
経営努力があまりにも足らなかったからだ。
ただそれだけだ。

なぜできなかったのか。
それも非常に単純なことである。
巨人・渡辺の一極集中支配があったからである。
何もしなくても儲かるのだから。
ただそれだけだ。

では合併しなくても良い状況は作れるのか。
それも単純なことである。
巨人・渡辺が黙っておけばよいだけだ。
基本的に経営能力がなく、周りが見えていない。
ただそれだけだ。

情けない経営者に提言がある。
これを実行するだけでも、赤字に陥る球団は減るであろう。



1、2リーグ・12チームの維持、または16チームへ増加

地元に根付き、野球の裾野を広げる・・・
そのためには、ある程度の球団数が必要と考える。
今の球団数では少ないと考えている。


2、ドラフト制度は完全ウェーバー制

球団格差をなくすための、すぐにでも実行できる制度だ。
下位球団から好きな選手と契約する権利を得ていく。
今の自由獲得枠という馬鹿げた制度は即刻止めるべきだ。


3、FA資格取得までの1軍登録期間を4年に短縮

FA宣言選手が増加すれば、FA宣言選手で溢れ、需要と供給の関係により、選手の年俸や移籍金の減少に繋がる。
2、にもかかわり、活躍した選手のみが好きな球団に行く、それが当然であり、今のドラフト制度では、活躍するかどうかもわからない選手が好きな球団に行くというのは、全く腑に落ちない。
スカウト担当の職員が自殺する、などという悲しい事件は起きなかったはずだ。


4、FA選手獲得球団が放出球団へ選手、または金銭を譲渡

これを採用することにより、人気選手を人気球団に取られた弱小球団でも、その穴埋めは容易にできる。


5、放映権料をプロ野球機構が全球団に均等配分

これにより、人気球団に一極集中であった莫大な放映権料が公平に分配され、余程のことがない限り、球団が赤字を出すことはないであろう。


6、交流試合の実施

ファンのため、また弱小球団の経営にも嬉しいことであろう。
1リーグならば、最初は交流戦のような試合が組まれ、ファンも熱狂するだろうが、それも1年も経てば唯のリーグ戦の1試合になってしまう。


7、贅沢税(ラグジュアリー・タックス)の導入

6、とともにアメリカ、メジャー・リーグで導入されている制度。
球団に所属する選手の総年俸がある一定額を超えれば、その超えた金額にある割合で税金のようなものがかかる。
それを機構に収め、総年俸の少ないチームに分配する。
この制度により、メジャー・リーグでは経営危機に陥ることは少なくなった。


8、球団の身売りをスムーズに

アメリカ、メジャー・リーグでは1990年以降、30球団のうち23球団の経営者が替わった。
これにより、新陳代謝が活発となり、良い経営者のみが残るようになった。
また、以前に良い経営者であっても、経営が危うくなれば新しい経営者に替わる。
これが普通の会社経営である。


日本プロ野球選手会 公式ホームページ
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